2011年1月30日日曜日

氷河紀行 2

 メイン通りは氷河の上で、氷河に入ってからは周りを見渡しても木も緑もなく、生物も生息していない空間。とにかく景色に圧倒され、自然を見ても、空を見ても、人間の存在の小ささを肌で感じました。雪解け水を飲んで、それが汗や排出物となって体から出され、それを地球が吸収する循環。あくまで人間はこの広い宇宙の一部に過ぎないと実感。謙虚に、力強く生きていこうとあらためて自分に言い聞かせました。
 半径50メートル以内に人と2週間、24時間ずっと一緒に居るという貴重な経験も果たしました。家族でもここまではないです。本当2人にも感謝。

 「元気にしてるよ!」写真たちを載せましたので是非見てください。
 
 下山後、体重が4キロ減でした。キルギスに来てから現在8キロ減です。高校1年以来の体重に。横腹の脂肪が燃焼。村での食生活についてはまた後日書きます。

*ソロ写真。反対側の山はナンセンという5700mの山で、写真の数分後にピークの少し下あたりから、雪崩が発生して轟音がこっちまで届いてきました。
*雪上泊。背中が冷たすぎて眠れなかった。。明け方の様子。
*山を下って緑の草原を歩く。靴までびしょ濡れだったのがこの時には乾いてました。向こうの山はさっきと同じナンセン。

2011年1月27日木曜日

氷河気候 1

 8月下旬から9月上旬にかけて中国国境近くのハンテングリ峰(7000m)という山のベースキャンプ地(4000m)まで男3人で行ってきました。

 リーダー:学生時代にワンダーフォーゲル部。現在、観光の職種で登山協会で働いてる27歳。
 サブリーダー:協力隊駒ヶ根訓練所でミスターに輝いたイケメン作業療法士。27歳。
一人計25キロのバックパックを背負って挑みました。

 山の天候は夕方から崩れるため、朝5時起床。午前中に距離を稼いで、夕方前にテントを張るまで1時間歩いて、10分休憩(1ピッチ)を繰り返します。
草原、湿地、砂利、岩場、雪上、氷上、川の中と、トレッキングシューズもびっくりのなんでも有りの行程。

3日目に一度4050mのピークに到達した時のバンザイ写真。ここから一旦下って、川に出てから、ハンテングリを目指して氷河を上っていきました。
*一気に山を降りて、川沿いにテントを。3人で乾杯!
*快心のショット。

2011年1月23日日曜日

チョンクズルスー村からの手紙

再びブログにすることにしました
宜しくお願い致します

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いがらしだいすけ